独立型キッチンにリフォームすれば揚げ物などの匂いがリビングに広がりづらくて便利!
「独立型キッチン」は、壁でキッチンが囲まれており、リビングなどの居住空間と分かれている形の間取りをしたキッチンです。
近年では、開放感があり、家族やペット、客人などと距離を近く取りやすい「オープン型」のキッチンが人気で主流となっていますが、独立型キッチンへのリフォームを考える人も少なくありません。と言うのも、独立型キッチンは料理を作る人にとって便利な点が多いキッチンなのです。
独立型キッチンの便利な点としては、キッチンと他のスペースが区切られているため、リビングなどに料理の匂いが広がりづらいことが挙げられます。
中には、料理を作る際の匂いが好きな方もいますが、揚げ物をする際の油臭さなど、リビングに充満させたくない匂いは多いでしょう。
また、油跳ねカバーを利用していても、フローリングがべたつくことがあります。そんな時、独立型キッチンであれば家族や客人がいるスペースの床が、べたつくという心配がなくなります。さらに、収納スペースが広く取れる場合が多く、たくさんの調味料や調理器具を活用する方には最適です。
このように、キッチンを1つのスペースとして区切っていることで、料理を作る人にとって便利な独立型キッチンですが、万能とは言えません。例えば、きっちり区切られている点は良い点でもあるのですが、リビングなどの様子を伺いながら料理したい方にとっては不便な造りと言えます。
特に子供を持つ主婦の方だと、料理中でもわが子の様子に気を配りたい人が多いでしょうし、会話しながら料理したい人にとっては距離感の問題があります。
その他にも、間取りにもよっては、キッチンと食事スペースで距離があることにより、食事・食器運びの不便さを感じることがあるかもしれません。ただ、独立したスペースで集中して料理を作れる点や、調理後の片付けが人目に付きづらく行いやすい点などを踏まえ、料理好きの方や習慣的に料理を行う機会が多い方には、独立型キッチンという選択がおすすめです。