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住宅の一階にあるリビングを外から見られないようにする目隠しフェンスの設置方法

住宅の一階にあるリビングを外から見られないようにする目隠しフェンスの設置方法

生活の拠点となるリビングが一階にある住宅では外からの視線が気になるという人もいます。
自宅のくつろぎの空間であるはずのリビングが外からの視線で居心地が悪くなってしまうようでは意味がありません。この問題を解決する有効な手段の一つがリフォームによる目隠しフェンスの設置です。

フェンスを設置するに当たって気を付ける点の一つに高さがあります。

外からの視線を遮る目的で設置する以上、十分な高さを確保することが基本です。
だからといって必要以上に高くしてしまえば、リフォームの予算が増えてしまう上に室内に取り込まれるはずの日差しも遮ってしまうことになります。

周辺環境や地形による若干の違いはありますが、成人男性の視線の平均は160cm前後なので180cmから200cmの高さで遮ることは可能です。

歩行者だけでなくドライバーの目線も考慮しなくてはいけません ただし、トラックを始めとした車高の高い車はドライバーの目線が2mを超えてしまうケースもあります。自宅が交通量の多い道路に面している場合は、歩行者だけでなくドライバーの目線も考慮しなくてはいけません。

一口に目隠しフェンスと言っても様々な種類に分かれていて、設置する場所で適応するタイプが異なります。いくつかある種類の中でも特に人気となっているのがサニーブリーズと呼ばれるタイプです。

目隠しと風通しの2つの機能を兼ね揃えたサニーブリーズは、リビングの窓が道路ではなく隣家に面している場合に有効となります。生活音もある程度遮れるので窓を開けても音漏れの心配がありません。

外からの視界を完全にシャットダウンするサニーブリーズと違って隙間があるので空き巣などの犯罪予防にも繋がります 窓が公共の道路に面している構造ではスリット、プログコートが適しています。このタイプは採光、通風、目隠しの3つが取り入れられるのである程度高さがあっても日差しを取り込めるのが強みです。

外からの視界を完全にシャットダウンするサニーブリーズと違って隙間があるので空き巣などの犯罪予防にも繋がります。

フェンスは素材で予算や耐久性が大きく変わるため、自己判断をせずに専門家のアドバイスを受けながら決めることが大切です。